くじゅう坊ガツル湿原一帯の豊かな自然を守るために

2026年3月27日 NEW

坊ガツルを守る この手で!~坊ガツル湿原で2025年度の野焼き(本焼き)を実施しました ~

今年も坊ガツル湿原の野焼き(本焼き)の季節がやってきました!

今年も坊ガツル湿原の野焼き(本焼き)の季節がやってきました!

2026年3月14日(土)、大分県竹田市「くじゅう坊ガツル湿原」にて野焼き(本焼き)活動を行いました。
九電みらい財団と九州電力大分支店が事務局となり、環境省、竹田市および九重の自然を守る会など地元の皆さまや、九電グループの従業員とそのご家族の皆さま総勢157名で実施しました。寒い日が続き、当日の降雪を心配しましたが、風況や気温などの条件が整い、安全に火入れ作業を進めることができ、湿原は漆黒の絨毯と化しました。
また、今回さらに多くの方に野焼きの意義を知っていただくために「坊ガツル湿原野焼き勉強会」を実施し、34名の皆さまにご参加いただきました。
 

出発式で、九州電力 本田大分支店長からの挨拶

出発式で、九州電力 本田大分支店長からの挨拶

出発式の様子

出発式の様子

大原詰所ではリーダー達が資機材を準備

大原詰所ではリーダー達が資機材を準備

リーダーミーティングで注意事項を共有

リーダーミーティングで注意事項を共有

生態系に悪影響を及ぼす恐れのある種子の持ち込みを防ぐため、靴底に付着した泥を入念に除去

生態系に悪影響を及ぼす恐れのある種子の持ち込みを防ぐため、靴底に付着した泥を入念に除去

湿原へむかう道に咲くまんさくの花

湿原へむかう道に咲くまんさくの花

野焼き前、黄金色の湿原、山肌には雪も

野焼き前、黄金色の湿原、山肌には雪も

野焼きは、害虫を駆除し植物の芽吹きを促すことを目的に湿原を焼き払う作業です
昨年9月に輪地焼きを行い、本焼きを行う際に火が周囲に広がらないよう防火帯を設け、その後、今回本焼きを実施しました

坊ガツル湿原の作業場所に到着、各班しっかりミーティングを実施

坊ガツル湿原の作業場所に到着、各班しっかりミーティングを実施

ジェットシューターや火消し棒を配付

ジェットシューターや火消し棒を配付

火入れ開始まで待機

火入れ開始まで待機

事務局本部が地元消防署へ風速と火入れ開始を報告して、いよいよ作業開始です
本部とリーダーも無線で連絡を取り合い、風下から順番に火入れ開始!
 

リーダーが風向きを見極めながら着火

リーダーが風向きを見極めながら着火

1班、2班の方向から煙があがりはじめた様子

1班、2班の方向から煙があがりはじめた様子

各班のリーダー、サブリーダーは、風向きや火勢の変化を随時確認しつつ、火入れ責任者の指示のもと、慎重に火を拡大していきます

火入れして瞬く間に炎が大きく広がっていきます‼

勢いのある炎

勢いのある炎

燃え具合は上々

燃え具合は上々

湿原を流れるように広がる炎

湿原を流れるように広がる炎

他の参加者は、火が防火帯の外へ広がらないよう、水嚢(ジェットシューター)による散水や火消棒を用いた消火作業を担当します

ジェットシューターによる消火作業

ジェットシューターによる消火作業

火消棒を使って慎重に消火

火消棒を使って慎重に消火

火が消えているようでも念入りに消火

火が消えているようでも念入りに消火

湿原全体が燃え切った様子

湿原全体が燃え切った様子

青空とくじゅう連山を背景に、作業を終えた湿原一帯は、一面黒い絨毯に

青空とくじゅう連山を背景に、作業を終えた湿原一帯は、一面黒い絨毯に




『坊ガツル湿原野焼き勉強会』
参加者の皆さまには、野焼き活動の意義をより詳しく知っていただくため、坊ガツル湿原の歴史や野焼き活動の目的について学んでいただき、本焼き作業を見学していただきました
 

湿原から最初の炎が上がると、参加者の皆さんからは歓声が上がりました

湿原から最初の炎が上がると、参加者の皆さんからは歓声が上がりました

刻々と変わっていく湿原の風景から目が離せません

刻々と変わっていく湿原の風景から目が離せません

今回の野焼きは火の進みも良く、約33haの湿原が1時間半かけて焼け落ち、坊ガツル湿原は一面が黒く染まった風景へと変わりました!
 

坊ガツル湿原の全景(BEFORE)

坊ガツル湿原の全景(BEFORE)

坊ガツル湿原の全景(AFTER)

坊ガツル湿原の全景(AFTER)

解散式:坊ガツル野焼き実行委員会 弘藏会長からご挨拶

解散式:坊ガツル野焼き実行委員会 弘藏会長からご挨拶

九電みらい財団宍道代表理事よりお礼の挨拶

九電みらい財団宍道代表理事よりお礼の挨拶

瓜生特別顧問のご挨拶

瓜生特別顧問のご挨拶

参加者の皆さまの集合写真

参加者の皆さまの集合写真

昨年8月の輪地切り、9月の輪地焼きから続いてきた活動は、今回の本焼きで無事に完了しました!

今年の本焼きも安全対策を徹底して実施した結果、事故や延焼などの心配もなく、無事終了することができました!!

ご参加いただいたボランティアの皆さまに、心より御礼申し上げます✨

真っ黒な“漆黒のじゅうたん”へと生まれ変わった坊ガツル湿原には、これからたくさんの植物が芽吹き、また新しい季節が始まります
皆さんもぜひ一度、足をお運びください(^^)

次回は4月に平治岳でのミヤマキリシマ植生保護活動を予定しています!
こちらも改めてご報告しますので、どうぞお楽しみに(´▽`)♪