一般財団法人 サンビレッジ茜

タフな子ども育成塾

  • 中年男性

    活動を通じて、逞しく感性豊かな子供たちを育てていただきたいと思います。

  • 自然の中で、ダイナミックに身体や心を動かしていく活動は、なかなか体験できない貴重な活動だと思います。

    成人女性
  • 成人男性

    小学校の低学年では、紐を結ぶこともできない子どもも多く、根気よく挑戦することがないのかなと思っていました。
    タフ塾ではそういった生きていく力が養えそうですね。

さまざまな体験を通じた次世代育成
団体プロフィール

一般財団法人 サンビレッジ茜

三郡山の麓に立地する自然豊かな九州唯一のオールシーズンスキーが楽しめる人工芝スキー場を有している教育施設です。宿泊施設、研修室、体育館、キャンプ場、レストラン等もあります。子どもから高齢者等幅広い年齢の方々から楽しくスキー教室や競技会に参加いただいています。また、子どもたちを対象としたスキー体験や自然体験、異なる年齢層の交流活動等の教育事業を企画展開しています。飯塚市(筑豊地区)はもとより、隣接する筑紫野市や太宰府市、篠栗町、筑前町からも、多くの方々に利用していただいています。今年度の特色ある企画事業は、2016年から九電みらい財団から助成をいただき「タフな子ども育成塾”タフ塾”」を実施しています。



 

活動内容について教えてください。

「タフ塾」では、子ども達へのスキー活動と学習活動、体験活動の3つをプログラムの軸に活動を展開しています。サンビレッジ茜の一番の特色であるスキー活動は、全日本スキー連盟公認の指導員の指導を受けながら実施しています。学習活動では元教員のボランティアに支援いただき、学校の宿題やドリル、漢字の書き取り、100マス計算、論語や俳句の朗唱、日常英語会話の学習は(国立大学の外国人留学生に招へいし、ネイティブな英語学習を実施しています。また、体力と筋力のアップを目指して腕立て伏せや足上げ腹筋、ブリッジなどにも挑戦しています。体験活動では、目と手の協応動作や集中力を図るために、ナイフや小刀等を使って、鉛筆削りや竹を使ったクラフト活動をしています。
今回32名の子どもを対象に、隔週土日に1泊2日、合計8回連続で取り組んでいます。最終回には「タフ塾」の成果発表を実施します。



 

どのような思いで活動していますか。

「タフ塾」では体力、精神力ともにたくましい子どもを育てることを目標としています。小学校1年生から4年生までの異年齢の集団行動や宿泊を伴う集団生活を行いながら学習活動や体験活動を行っています。また「タフ塾」では「指導の三原則」に基づいた指導をしています。「①やったことがない事はできない、②教えられていないことは分からない、③繰り返し行わなければ上達しない」の三原則を基本に、「タフ塾」を実施しています。保護者には毎回タフ塾通信を発行し、お子様の様子を知らせると共に「タフ塾」へのご理解を深めています。



 

今後の展望や目標を教えてください。

子どもたちが「タフ塾」で学んだことや経験したことを、これからの日常生活で活かしてもらいたいと願っています。今年で3年目の実施ですが、小学校4年生までを対象とした。しかも、宿泊を伴う8回シリーズの教育事業は県内の教育施設でもあまり実施されていないこともあって、毎回募集定員を大幅に超える応募があります。

そこで、「タフ塾」の目的を明確にして募集時期、定員数、プログラム内容等の検討を図りながら、今後も継続して実施していきたいと考えています。




 

本記事をご覧いただいている方々へのメッセージを自由にどうぞ。

サンビレッジ茜では、学校の集団宿泊研修や子ども会、スポーツ団体の宿泊研修、企業や社会教育関係団体の研修等にもご利用いただいております。
スキー体験やウォークラリー、自然散策や三郡山登山、野外炊飯やバーベキュー、ロッジ泊やバンガロー泊、テント泊等、利用者のニーズ応じた様々な体験活動を楽しむことができます。また、年間を通して、青少年の健全育成を目的とした教育事業やスキー大会等を実施しております。詳しくは当財団のHPをご覧ください。
施設のご利用に当たっては、プログラムの企画立案や活動のお手伝いも致しますので、是非ご相談下さい。スタッフ一同、心よりお待ちしております。


【回答者】タフな子ども育成塾担当 岡 真也

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