くじゅう坊ガツル湿原一帯の豊かな自然を守るために

2020年6月8日

2020年度 平治岳のミヤマキリシマ開花状況調査

山肌一面がピンク色に染まる!

山肌一面がピンク色に染まる!

九電みらい財団では、くじゅうの春の風物詩である「ミヤマキリシマ」を守るため、平治岳(大分県竹田市)において、生育の支障となる植物の伐採や登山道整備などを行っています。
この活動による経年的な変化を確認するため、毎年、開花のピーク時期を見計い、定点観測などの調査を実施しています。
今年は、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じての調査となりました。

昨年伐採した南峰南斜面も立派に咲いてました。

昨年伐採した南峰南斜面も立派に咲いてました。

登る途中も満開のミヤマキリシマが迎えてくれます。

登る途中も満開のミヤマキリシマが迎えてくれます。

本峰からはミヤマキリシマ越しに飯田高原を一望

本峰からはミヤマキリシマ越しに飯田高原を一望

岩の上にもかわいく咲いてました!

岩の上にもかわいく咲いてました!

5分咲きほどの株もありますがほとんどの株が満開!

5分咲きほどの株もありますがほとんどの株が満開!

3年前に伐採した本峰も花の量が増えてました。

3年前に伐採した本峰も花の量が増えてました。

毎年元気な顔を見せてくれる白いミヤマキリシマ

毎年元気な顔を見せてくれる白いミヤマキリシマ

もう少しで花を咲かせるベニドウダン

もう少しで花を咲かせるベニドウダン

ノリウツギの花も咲いてました!

ノリウツギの花も咲いてました!

平治岳で私たちが取り組んでいるのは、ミヤマキリシマに覆いかぶさり成長の支障となるノリウツギなどの植物を伐採したり、登山者の皆さんが花を踏まないですむように登山道を整備する作業です。現在は、九電みらい財団を中心に、地域の方々や九電グループの社員・家族によるボランティアで年2回の作業を行っています。
今年の春は、新型コロナウイルスの影響で活動を中止せざるを得ませんでしたが、過去に植生保護したミヤマキリシマから、ポツポツと花を咲かせ復活している株も確認されました。
やはりこの美しい景色を次世代に残すためには活動の継続が不可欠であることを改めて感じました。

(下の2枚の写真は昨年11月の作業の様子です。詳しくは、大分県準絶滅危惧種「ミヤマキリシマ」を守ろう! ~平治岳で植生保護活動~ をご覧ください。)

 

生育の支障となるノリウツギを伐採

生育の支障となるノリウツギを伐採

登山道の整備

登山道の整備

今年は3月の積雪等の影響もあり、例年より2週間程度開花が遅かったようで、その分、一斉に花を咲かせ、とても見ごたえのある景色でした。
ボランティア活動により、伐採した場所からも少しずつ葉や花の量が増えてきているところも多数確認され、いつも活動に参加いただいている皆さまには感謝しかありません。
これからも、この美しいミヤマキリシマが多くの登山者を楽しませてくれるよう、地域の方々と九電グループと一体となり、活動を継続していきたいと考えております。

麓からも山肌がピンク色に染まっていることを確認

麓からも山肌がピンク色に染まっていることを確認